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赤坂真二「はじめようクラス会議(1)」

「Nゼミセミナークラス会議スペシャル」で行われた赤坂真二先生によるクラス会議についてのお話です。
 冒頭赤坂先生は、クラス会議とは何かについて語ります。理屈ではなく事例を元にして語ってくれました。小学校の事例、中学校の事例、離島の学校の事例など。それぞれ抱える問題は異なる中で、クラス会議の有効性を見出していきます。
ご注意:本記事には、合計14分程度の動画があります。通信量に制限のある環境でご覧になる場合は、どうぞお気をつけ下さい。

(この動画は「教職ネットマガジン」(https://kyo-shoku.net/)に2017年09月26日にアップロードされたものです)

クラス会議とは何か

クラス会議~小学校~

  • クラス会議を知っているだろうか?
  • クラス会議は、私のオリジナルというわけではない。あちこちで実践が進んでいる。
  • 宮古島にクラス会議を実践されている先生がいる。
  • その学校で、集団作りについて話をしてきた。
  • クラス会議の実践をされている先生は、ベテランの先生。昨年は学級集団作りに困っていた。島の教育委員会も困っていた。
  • そのように心配されていた先生が、今年は生き生きと学級経営されている。
  • クラス会議の方法論を真似している先生は多いが、この先生は哲学的なところまで学ばれているなという印象を受けた。
  • 子ども達は、40分近く、集中して話合いをしていた。

クラス会議~中学校~

  • 上越市内の中学校で、中学校版のクラス会議をやっているところ。
  • 中学校段階から輪になってやることは恥ずかしさもあって、なかなか難しいので、ホワイトボードをグループで囲みながら問題解決をしていく。そして、後で全体収束をする。
  • この子ども達は、小学校2年生のときからクラス会議をしている子ども達。
  • この日の授業は、私としては一番ダメな授業だった。
  • 宮古島の子ども達(小学校5年生)とはノリがぴったり合って、最高だった。
  • なぜ一番ダメと思ったのかというと、「オレ要らないな」と思ったから。
  • 子ども達自身で話合いのスキルができているので、飛び込み授業としてはダメだったが、子ども達は自由に主体的にやっていた。
  • それを見て、先生方はとても驚いていた。
  • 先生方は子ども達の力をあまり評価していなかったから。

選択

  • 学級経営をするとき、選択をしなくてはならない。
  • 何を選択するのか?
  • 学級経営においてのリーダーシップを選択するということが、喫緊に迫られる。
  • どうしようかと考える人はよいが、ほとんどの人が、子ども達の投げるボールにそのまま対応している。

外国籍の子が多いクラスで

このような学級を持ったら…

  • 様々な国の子どもがいるクラス。
  • このようなクラスでは、みなさんのクラス会議とは違う議題が出る。
  • このクラスで出た議題は「ポルトガル語で悪口を言わないでほしい」。
  • このクラスを見たとき、通訳をしている子がいた。
  • 算数の授業で協働学習をしている画像。
  • 昨年度にブラジルから転入してきたばかりで、日本の子ども達と合わず、自分の居場所を見つけられずにいた子。
  • そして、日本に来てどうしていいかわからなかったんだろう。突然耳元で大きな声でしゃべり出したり、日本の子とは違うタイミングで笑ったりしていた。
  • クラス会議が行われた。「みんなで仲良くするためにはどうしたらいいか」という議題。話を聞いていると、その子とどうすれば仲良くできるかという話合いだった。
  • その子の表情をずっと見ていたが、困惑もせず、笑ってもいなかった。遠くを見ながら、椅子を揺らしていた。
  • 私がかつて担任した学級で、席につけない子がクラス会議のわきでごろごろと転がりながら話を聞いている姿にとてもよく似ていた。
  • 関心はもっているけれど、その輪には入っていないという感じ。
  • だんだん話し合っていくうちに、一人の男の子が「笑うポイントが俺たちと違うんじゃないか?」と言った。日本に来たばかりで、日本人とは違うことがおもしろかったり、日本人とは違うところで大きな声を出したりするのではないかという話になった。
  • すると、もう一人の子が「俺たちが笑っているときも、彼はわからないんだろうな…。」と言った。
  • そこから、「自分たちが仲良くするためにはお互いを理解し合わないといけない」という話合いになった。

繋げる人

  • 6月になって、再度その学校へ行ったとき。
  • 日本に来たばかりだった彼は、6月には日本語が堪能になっていた。
  • ほんの数か月前は自分の居場所づくりに困っていた男の子は、今度は他の子の居場所づくりをしている。
  • 外国籍の子と日本人の子を繋げようとする日本人の子と、自分より後に来た外国籍の子と日本人の子を繋げようとする外国籍の子。
  • あちこちで「繋げようとする人」が育っている。だから上手くいく。
  • 日本語がよくわからない子でも、クラス会議に積極的な子もいる。

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